ここ最近、高齢な両親が二人で過ごしていることもあって、お盆の時期と年末年始は実家へ帰省するようにしています。
今年を振り返り思うことは、大学の先生方々の理学療法士向けのセミナー等で学ぶ解剖学的な知識も深まり、より理学療法的なピラティスをお届け出来るようになったと思います。今やピラティスは、身体を動かしやすくしてくれる理学療法士も学ぼうとするメソッドとなりましたが、ピラティスの本質は、やっぱり身体が動かしやすくなったり、楽になったり、良い姿勢に繋がるポイントがわかったり「身体の機能改善」だと感じます。来年はもっとクオリティの高いピラティスをお届けできるよう努めたいと思います。
年末は29日までプライベートレッスンを行い、翌日30日に実家(岡山)へ帰省しました。
去りゆく平成最後の年の幕切れと、新しい年の幕開けとなる大晦日です。「除夜の鐘」をつきに、実家の近くの岡山県浅口市にある「明王院」へ行ってみましたが、初めての場所です。実家のお墓の移動も考えているため、明るいうちに見学に行ってみましたが、立派なお寺でした。お寺は空気が澄んでいて気持ちがシャキンとして、その年の振り返りにとても良いひとときでした。



大晦日の23時30分頃に再度訪れましたが、除夜の鐘をつく準備が始まっていました。一般の方はご接待とばかりに、甘酒や竹酒、おうどん、お汁粉、年越し蕎麦までふるまわれていて、想像していたよりずっと豪華でした♪
出かけるにあたり、普段は畑仕事に専念していて、あまり出かけようとしない父を誘ってみたところ「行ってみようかな」と言うので一緒に出かけました。甘酒や竹酒をいただいたり、とても楽しそうでしたが、翌日の元旦のお参りは「昨日、参ったからもう俺は行かなくていい」と来ない宣言するのは、マイペースな父らしく、私もその血筋をついでいることを思わず感じてしまいます(笑)


除夜の鐘つきに向かうお坊さん方。23時30分時間きっちりまで待ってから、鐘に向かいます。神妙な儀式なので、始まると思わず見とれて、手を合わせて合掌してしまいます。


今回の帰省は、いつも心配がちな母からの依頼で、父の終活の考えを長女の私が聞いてみることもミッションの一つでしたが、「そうなったときに考える」で父らしく終わりました(笑)
人生のエンディングは人それぞれだとですが、私は毎日楽しく生きる、私もそうなったら良きようにと思っています。
おかげさまで今年は自分の目標していたことの結果が出せた年となりました。本当にありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください!