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【中高齢者の肩・膝関節に対する機能解剖学的運動療法セミナー】


4月30日に行われた「東京関節外科センター昭島整形外科の八木茂典先生」の理学療法士向けのセミナーを受けて来ました!今回は「肩関節と膝関節」が主なテーマでした。

八木先生は、医学博士であり理学療法士でもあり、日本体育協会公認アスレティックトレーナーでもある方ですが、 オリンピック、世界選手権、ユニバーシアード大会、アジア大会等に帯同経験もある方で、セミナーは無駄が無く、情報量が多く、私たちに正確にわかりやすく、理解出来ているかどうか確認しながら進めてくださる誠心誠意あふれる方でした。

「患者さんの問題点は一つ一つ治していく。一つ直したら『これをキープしておいてね』と患者さんにも意識をしてもらって、次を治す、その次・・の繰り返しでステップアップさせていくこと」

「お医者さんは、診断名を付けることがお仕事、理学療法士は、診断名により、関連する症状が何に当てはまるのか、一つの診断名から推測される症状はいくつもあるので、それを見極めることが大切。わかったら、それを20分で治す。お医者さんより考えられる症状をわかっていないと治せない」

「アイシング:熱がある時はカラダが治そうとしているときでもあるので、昔のように氷でガンガン冷やすようなことは今はしない。アスリートのようにオーバーヒートしていれば、2,3時間程度氷で冷やすこともある。」

「肩関節は内部組織が周りを覆っているので、理学療法士のスキルが出やすい

「半月板損傷のまま、繰り返し負担をかけ続けると、5年ぐらいで手術になる可能性が多いことがわかってきた。昔は半月板を手術で取っても良いと言われていたが、多くの場合に変形性関節症になることもわかってきたが、お医者さんでも知らない人が多い」

理学療法士向けのセミナーへ行くたびに、自分たちも最新の医療の知識がないといけないなあと感じます。今月はあと一つ腰痛のセミナーへ行き学びを深めて、クオリティの高いピラティスを目指したいと思います!

東京関節外科センター昭島整形外科の八木茂典先生セミナー

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